鍵を開けてもらう

鍵を紛失したり、故障して開かなくなってしまった時などは鍵屋さんに頼んで玄関を開けてもらわなくてはなりません。

鍵を紛失してしまうということは気をつけていてもだれでも起こる可能性があるものです。
紛失してしまった場合、即座に鍵屋に連絡をしなくても、アパートやマンションに住んでいる方ならば大家さんに連絡をして助けてもらえる可能性があります。
しかし、夜遅い時間だと大家さんや管理会社に連絡がつかない可能性があります。
また、会社に鍵がおいてあることがわかっているけど終電過ぎで取りに戻れないというケースもあるかもしれません。

そうした場合にはやはり鍵屋さんに来てもらって開けてもらう必要があります。
鍵屋さんを呼べば大抵のカギならすぐに開けてもらえます。
もし家の中に合鍵があるのでしたら開けるだけで済みます。
しかし、完全にカギをすべて紛失してしまったのであればカギを交換してもらうのがいいでしょう。
その場合にも解錠の作業は必要になりますので解錠と鍵交換の料金がかかってくることになります。

もし鍵屋さんを呼ぶお金がもったいないと感じるのであればその日は一晩友達の家に泊めさせてもらうか、ネットカフェで一晩過ごすしかありません。
こちらのほうがたしかに鍵屋を呼ぶよりは安いお金で乗り切ることができます。

また、オートロックになっているマンションで閉めだされてしまった場合は鍵屋でも開けることができませんのでまず大家さんに連絡をする必要があります。

鍵を交換する時

鍵を紛失してしまったり、泥棒やひったくりに盗まれてしまったという時にはシリンダーを交換する必要があります。
それ以外にも引っ越しをした時や防犯性を高めたい時などシリンダーの交換時期というのは様々です。

鍵交換をしたいけど料金が気になってなかなか踏み切れない人も多いかもしれません。
古くて防犯性が低いと知りつつも鍵交換をしていないという人も多いです。

そのような人のためにできるだけ安く鍵を交換してもらう方法を教えたいと思います。

まず、夜間に作業を頼まないのがおすすめです。
大抵の鍵屋では夜間料金をとっています。普段の作業料金に夜間料金が加算されてさらに高くなってしまうので昼間作業をお願いするようにしてください。
それから、業者に依頼するときには出張料や見積料がかかるかどうかということまで確認しておくといいでしょう。そうでないとサイトに書かれている料金から思いの外値上がりしてしまう可能性があるからです。

全国展開しているような大手の鍵屋さんならば安く鍵を交換してもらえる可能性があります。
大手の鍵屋はまとめて鍵や部品を仕入れているので費用をある程度安く抑えることができるからです。個人で営業しているような鍵屋より安い可能性が高いです。

それから、大手の鍵屋さんならある程度値引きしてもらえる可能性もあります。値下げ交渉もしてみてください。

不法侵入

カギにまつわるトラブルで最悪のケースが不法侵入です。
カギというのは侵入を防ぐためにあるものですから、侵入されてしまったらカギの意味がなくなってしまいます。

たとえカギをきちんとかけていたとしても侵入されてしまう可能性は十分あります。
例えばピッキングやサムターン回し、カギの破会などといった方法を駆使すればドアを開けることは可能なのです。

ピッキングというのは普段鍵屋が鍵開けする時に使用する技術です。
本来は鍵屋でないとしてはいけないことですが、技術や道具が出回ったために悪用する輩もでてきたのです。
鍵屋さんはピッキングするときに鍵の周りにキズがつかないように注意してくれます。
しかし空き巣はそのようなことを気にせずピッキングします。ピッキングされた後は錠まわりに細かい傷がついていることがあります。

サムターン回しというのは外側から内側のサムターンを回してしまう方法です。
郵便受けやドアスコープ、ドアの隙間などから工具を差し込んで開ける方法があったりしますが、荒っぽい泥棒ならばドアに穴をあけてそこから開けようとするそうです。

ドリルのような音のでる荒っぽい道具は使わないように思えますが、周囲が騒がしかったり人目につきにくいような時間帯や環境だったらこのような手法で鍵をあけてしまう泥棒もいるそうです。

 

カギを紛失した時

カギのよくあるトラブルの代表格が紛失トラブルです。
大切なカギをなくしてしまうと家に入れなくなりますし、盗まれたりしたら悪用される可能性があります。
すぐに適切に対処する必要があります。

家の加入している保険によっては鍵紛失に対応してもらえる特約がついていることがあります。
保険の範囲内で鍵交換をしてもらえます。これで安心して鍵屋さんをよぶことができます。

このような保険は空き巣などの被害の際にも使用することができますので覚えておくといいでしょう。

紛失したカギをどうしても取り戻したいという時には警察に届けを出すのがいいでしょう。
電車などの交通機関で忘れた可能性があるときはその交通機関に問い合わせをしておけば見つかる可能性があります。キーケースやキーホルダーなどで特徴があればそれを伝えておきましょう。

どこで紛失したのかわからない場合はとりあえずもよりの交番に届けをだしましょう。

紛失したカギが見つかったとしてももしかしたら紛失していた間に誰かに悪用されている可能性があります。
特に家の近くでなくなっていたら悪用される可能性は高いです。
合鍵を作られていたりしたら怖いのでやはり鍵交換をしておくことが一番だと言えます。

鍵紛失を防ぐならキーホルダーなどで対策しましょう。
スプリングになっているタイプのものをかばんなどにくくりつけておけばすぐに取り出すことができて紛失の心配もまずなくなります。